女性の為の回復施設がここにあります
掲載日:2025年05月07日
投稿者:デイケアセンターぬじゅみ
ヌジュミに通所する女性がはまったギャンブルのほとんどが、パチンコやスロットです。
しかし、その他にも競輪・競馬、オンラインカジノ、買い物などでも依存症になります。
また昨今ではスマホゲーム課金、ホストや地下アイドルへの浪費で苦しむ女性が増えています。
女性がギャンブル等に陥ると、借金・多重債務・窃盗・解雇・家庭崩壊・子育て介護放棄・自殺など重大な問題を引き起こし、家族を含め周囲の人たちを巻き込みます。
報道では、幼い子供を乗せたまま駐車場に車を止めて母親がパチンコに興じ、子供が熱中症で亡くなる事件も起きています。
ギャンブル等の依存症は、特別な人や男性だけが陥る病気ではなく、普通の主婦、OLといった女性達も陥る病気なのだと知っていただきたいのです。
ヌジュミは「女性の為」のギャンブル・買い物等依存症の施設です。
男女同席のミーティング場では女性が世話女房的に男性に接し、自分の回復は後回しになって危険な状態になりやすいという事もあります。
また女性同士だからこそ、異性がいたら話せないような苦しみを分かち合う事が出来ます。
そうした経験を元に前代表田上啓子が「女性を対象にしたギャンブル依存の施設をつくりたい」という思いからヌジュミは設立されました。
施設内は批判や非難をされない安全な場所であり、他の人と接して共通の問題を見つけ、分かち合ってもらう事を伝えています。
「朝起きて施設に出かける。仲間たちとプログラムに参加し、夜の自助グループへ行く。終わったらまっすぐ帰る。ギャンブル・買い物など問題行動をやらない一日が終われば自分自身に100点をあげてください。明日に続く、やらない今日一日を始めましょう。」こうしたことを提案しています。
回復のプログラムはすべての人に当てはまらないかもしれません。
ですから、ヌジュミでうまくいかなかったからといって、絶望せず、他のやり方を探してほしいと思っています。
大切なのはどんなやり方であれ、ギャンブルなどの問題行動を止め、新しい生き方を実践していくことなのですから。
「どうしたいの?」
「どうしていいのか分からない。助けて。」
誰かに助けを求める事、ここからが始まりなのだと思っています。
そして、ヌジュミのやり方が合う人には、プログラムは効くはずです。
一緒に新しい生き方を始めていきましょう。
今、苦しんでいるあなたに「ここにヌジュミがあります。」と伝わることを願っています。